はじめに
現場に出ていると「型枠の手元」や「バラし」など、なんとなく関わる機会はあっても、
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「そもそも型枠ってどんな種類があるのか?」
「どうやって組んでるのか?」
と聞かれると、自信を持って答えられない…という人も多いはずです。
このページでは、そんな型枠初心者や、職人ではないけ型枠を組む機会のある人向けに、
- 型枠の基本的な役割、どういうところで使われているのか
- よく使われる型枠の種類
- 組み立ての流れ
- そして型枠をするうえで重要ポイント
を、なるべく分かりやすく解説していきます。
「ちょっとは知ってるけど、もうちょい詳しくなりたい」
そんな方にちょうどいい内容になってます!
型枠の種類【メリット・デメリットつき】
型枠にはいくつか種類があります。それぞれの特徴や向いてる現場があるので、メリット・デメリットをセットで紹介していきます!
🪵 木製型枠(コンパネ型枠)
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特徴:
- 合板(コンパネ)+桟木などで作る、もっともポピュラーな型枠
メリット:
- 現場に合わせて自由に加工できる
- 材料費が安く、準備しやすい
- 軽いので取り回しがラク
デメリット:
- 耐久性が低く、使い回しの回数が限られる
- 湿気や水に弱く、腐りやすい
- 精度を保つには職人の技術が必要
🧱 鋼製型枠(スチール型枠)
特徴:
- 鉄製のパネル。住宅の基礎やテトラポットなど同じ形が連続する現場でよく使われる、
メリット:
- 繰り返し使用できて経済的(長期的には)
- 寸法精度が高く、キレイな仕上がりが出やすい
- 強度があり、変形しにくい
- クリップで止めていくだけなので施工が早い
デメリット:
- 現場によっては一部使えないところがある
- 重量があり、運搬や設置に手間がかかる
- 初期導入コストが高い
## 型枠はどんなところで使われているの
型枠は、コンクリートを流し込むための「型」となるもので、以下のような場所で使われています:
1. 建物の骨組み
- マンションやビルの柱(はしら)、壁、床などを作るときに使います。
RC造(鉄筋コンクリート造)SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建造物や、その他建物の基礎には型枠で組んだ方にコンクリーを流し込んで作っています。
2. 橋やトンネル
- 橋や橋を支える橋脚、トンネルなど、大きな建造物を作るときにも型枠が使われます。
→ 特に曲がった形や大きな形を作るときに役立ちます。
3. デザイン性のある建物
- おしゃれな建物や、コンクリートがそのまま見えるデザイン(打ち放しコンクリート)にも使われます。
→ 見た目がキレイになるように工夫された型枠が必要です。
4. 工場で作るコンクリート製品
- 工場で作られるコンクリートの部品(例えば階段や壁)を作るときにも型枠が使われます。
→ これを現場に運んで組み立てることで工事が早く進みます。
5. 特別な形をした建物
- 丸い形や曲がった形、特殊なデザインの建物にも型枠が必要です。
→ 型枠がないと、複雑な形は作れません。
型枠は、コンクリートを「形にするための道具」として、いろいろな場所で活躍しています!
## 型枠を組むて手順
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